インプラントの構造についてここで分かりやすく解説しましょう。
インプラントは、「フィクスチャー」、「アバットメント」、「上部構造」の3つのパーツから構成されています。
それぞれは互いにネジで連結されます。
フィクスチャーは、あごの骨と結合して歯根の役目を果たすチタン製の部品で、ネジのようなかたちをしています。
ネジを骨の中にねじこむイメージです。
こう聞くと歯が浮く気持ちになるかたも多いかもしれませんが、手術は麻酔をかけて行いますから痛みはありません。
歯肉をメスで切り開いて、顎の骨に専用のドリルを使って孔をあけます。
そこにフィクスチャーを埋めこんで、歯肉を縫合します。
埋めこんだフィクスチャーがしっかりと骨に結合するのを数ヶ月待ってから、歯肉を再び切り開きます。
しっかりと骨にくっついたフィクスチャーの頭に、ネジ式になっているアバットメントを取りつけます。
アバットメントも歯根の一部となるチタン製の部品で、歯肉を貫通して上部構造を直接支えます。
フィクスチャーとアバットメントを特に「インプラント」と呼ぶこともありますし、フィクスチャーを「インプラント」ということもあります。
ここでは特に必要がない限り、フィクスチャーを「インプラント」と呼ぶことにします。
上部構造とは、セラミック
ものをかむときに実際に使うのはこの義歯の部分ですから、患者さんのかみ合わせに適したかたちに仕上げることが大切です。
実際につけて使ってもらい、不都合があったら直して、またつけてもらって、と数回の調整を経て完成させます。
また、見た目もとても大切ですから、時間をかけてかたちのよい歯をつくります。